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Q1. ガソリン税の暫定税率ってなに?
ガソリンの代金には、1リットルあたり約54円のガソリン税が含まれていて、道路の整備や維持管理に使われています。道路特定財源と言われています。現在は本来の税率より約25円高い負担(これを暫定税率といいます)をお願いすることで、安全で安心な道づくりを進めてきました。しかし、この暫定税率の適用期限は平成20年3月(自動車重量税は4月)までとなっており、政府与党と民主党などで今後の取り組みについて議論されています。もし暫定税率を廃止して、本来の税率に戻すと、ガソリン代は安くなりますが、道路に充てる予算が不足するため道路の建設や維持管理が難しくなります。また暫定税率が廃止された場合の新潟県の予算を試算すると、約282億円の減少になります。これは平成19年度の道路予算の約42%に相当します。こうなると新しい道路を作る費用ばかりでなく、維持管理や除雪といった生活に欠かせない費用まで削らなくてはならなくなると見込まれます。
Q2. 暫定税率が延長・継続されると恩恵を受ける層、不利益を受ける層って?
最も恩恵を受けるのは道路建設を真に望んでいる地方住民です。また特定財源を既得権益を受ける(こんな書き方は自民党的でありませんが)道路族議員や国土交通省の方々、建設業者もそうかもしれません。一方、暫定税率が廃止して最も恩恵を受けるのは、自動車費用頻度が高い、個人や企業です。将来的な道路建設が遅れる可能性もありますので、すでに道路が整備されている地域の方々は特に恩恵を受けます。ただし、道路が既に整備されている都会の人は地方の人より自動車使用頻度が少ないですので、ガソリン価格下落の恩恵が必ずしも大きいとも言えません。またガソリン価格が下がり、ガソリン消費量が増えて、温暖化ガス排出も増えますので、環境対策の観点では望ましいことではありません。その意味で将来世代は暫定税率廃止による大気汚染から打撃を受けるともいってよいかもしれません。また小売りや外食産業など、暫定税率廃止により実質可処分所得の上昇により景況感が良化する可能性もあり、個人消費や内需に頼る産業は廃止が望ましいかもしれません。 |